ダイエットに有酸素運動は必要なの?
何分くらいランニングしたらいいの?
有酸素運動のベストなタイミングは?
ダイエットを始めたばかりの人はこのような疑問があると思います。今回の記事を読めば、正しい有酸素運動の方法がわかり、効率よくダイエットを進めることができます!
ダイエットに有酸素運動は必要なのか
有酸素運動とは、酸素を必要とする運動のことです。有酸素運動をすることで、脂肪を燃焼させる効果が期待できます。ランニングやウォーキングだけでなく、自転車を漕いだり、水泳をしたりという運動も有酸素運動になります。
一方で、無酸素運動というのもあり、これは酸素を使わない運動のことです。筋トレや瞬発的に力を出す短距離走などの運動がこれに当てはまります。無酸素運動では、脂肪燃焼効果はあまりありませんが、筋力、筋肉量を増やしたり、基礎代謝を向上させたりすることができます。
ダイエットをするときに「絶対に運動しないといけない」と思っている人がいますが、それは間違いです。ダイエットに有酸素運動は必須ではありません。
必須ではありませんが、有酸素運動を適度に取り入れすことでダイエットの効率を上げることができます。有酸素運動のメリットとデメリットは次のとおりです。
空腹時に有酸素運動をすると、筋肉を分解してエネルギーを生み出そうとするため、筋肉量が減少する可能性があります。長時間の有酸素運動を避けることで筋分解を最大限抑えることができるため、どのくらいするのかを考える必要があります。
有酸素運動は何分やるのがベスト?
筋肉量を落とさずに脂肪だけ燃焼させるにはどのくらい有酸素運動をすれば良いのでしょうか?
結論から言うと、最低でも20分はすることをおすすめします。
理由としては、有酸素運動を開始してから約20分後には脂肪燃焼効果が高まるからです。脂肪燃焼効果を最大限にして効率よく痩せたいという方は30〜60分くらいするのが良いでしょう。
運動の強度ですが、走る場合は少し息が上がるくらいの強度で行うのがベストです。人にもよりますが心拍数でいうと、120くらいを目安にしましょう。
重要なポイントですが、有酸素運動を始めてから20分経過するまでは脂肪が一切燃焼していないというわけではありません。時間がなくて5分だけ、10分だけしか走れなかったという場合でも脂肪はある程度燃焼されています。あくまで効果を最大限引き出す場合は「20分〜」を目安に有酸素運動を行ってください。
有酸素運動のベストなタイミングは?
有酸素運動のおすすめのタイミングは2つあります。
有酸素運動をすると代謝が上がるので、朝起きたあとに有酸素運動をすることによって代謝が上がった状態で1日を過ごすことができます。10〜30分程度で効果があり、習慣化もしやすいのでおすすめのタイミングです。
筋肉量は落とさず脂肪を燃焼させたい場合は、筋トレ後に有酸素運動をするとよいでしょう。 筋肉がつくと基礎代謝が高まり、太りにくく痩せやすい体質になります。筋トレは有酸素運動と相性がよいので可能であれば筋トレもするようにしましょう。筋トレ後にする場合は、20分〜60分くらい有酸素運動をすると脂肪燃焼の効率が良いので最低でも20分くらいを目安にしましょう。
有酸素運動をしたあとに筋トレをするのはおすすめしません。理由は、有酸素運動で糖質などの筋トレに必要なエネルギーを使うので、瞬発的なトレーニングに対応できる筋肉のエネルギーが不足するからです。筋トレのパフォーマンスを維持するためにも筋トレから先に始めるようにしましょう。
筋トレをしたあとに有酸素運動をしたらいいんだね!
明日から早速やってみるよ〜٩(๑òωó๑)۶
まとめ
- 有酸素運動をするなら朝起きたあとか筋トレ後
- 20分以上すると脂質が優先して使われる
- 少しきついくらいの強度で30分〜60分くらいやると効率が良い
- 長時間の有酸素運動は筋肉を分解する可能性がある
ダイエットに有酸素運動は必須ではありませんが、取り入れることでダイエットを効率よくすすめることができます。まずは週に1〜2回位やってみて習慣化できそうなら時間を少しずつ伸ばしたり、頻度を増やしたりしてみましょう。